FFあんてな: キスしてグッバイ【ゼーガペインレビュー】

ｼﾞｭﾋﾟｰｨ！　ジェミです！
先日、昔見ておぼろげに覚えてたアニメを見直しました。
記憶のままに、やはり名作だったのでオススメします！！

こちら、「ゼーガペイン」 です。
SFロボットアニメなんですが……。

放送当時は、深夜放送だったこともあり、知名度がいまいち伸びませんでした。
話の難しさ、導入からの本筋が始まる遅さということもあり……。
視聴率やDVDの売上もいまいち振るわず。

しかし、知る人ぞ知る名作、という記憶だけはあったため。
この前何となく借りてきて、また見直したというわけです。

十凍京（ソゴル・キョウ）は、舞浜で学園生活を送る高校一年生。
しかしある日、転校生の三崎紫雫乃（ミサキ・シズノ）と出会い……。
彼女に誘われて目を覚ましたのは、ボロボロになった廃墟の世界。
ガルズオルムという敵が攻めてくる中。
京は紫雫乃と共に、光装甲を纏う巨大兵器ゼーガペインで戦いますが…。

このお話には、SFモノとして考えられるほとんどすべての要素。
それが、絶妙に、神がかった構成で組み込まれています。
量子力学、データ保存の法則、蓄積するエラー、そして魂の在処。
肉体に魂は宿るのか、そうではないとしたら、どこに生きている定義があるのか。
生きているということは何なのか。
そのような、とても難しい題材を、完璧に26話という構成に詰め込んでいます。

最初は学園生活がロボット戦闘と平行して流れていきます。
なので、序盤は若干冗長かもしれません。
しかしそれら全ては伏線で……。
後半や、真実を語るために必須な構成。
それは以前紹介した、シュタインズゲートにそっくりですネ。

詳しく解説してしまうとネタバレになるので避けますが……。
私もSFロボットもの小説を書いたりしているので、とても共感できる話です。

命の在処、っていうのは簡単そうで解決ができない問題なんですよね。
攻殻機動隊などではゴースト、と呼ばれていましたが……。
私が以前書いたSF、この、愛ノナイ世界で でも。
作られ、プログラムされた愛情は、愛足りえるのかという題材を扱っていました。

ゼーガペイン 10th ANNIVERSARY BOX [Blu-ray]

浅沼晋太郎

バンダイビジュアル

2016-08-31

消されるな、この思い
忘れるな、我が痛み

SFモノが好きな方には、とてもオススメです。
キャッチフレーズのこの意味が分かった時、あなたはきっと戦慄することでしょう。

★

【感染性胃腸炎にかかってました】

折角の二連休だったというのに、昨日から感染性胃腸炎を発症しました。
マジ生死の境をさまよってました。ポイズン。

201605310007