オコチャ! ジェミです!!
先日、ジェミ子の部屋 第91回 にもご出演いただきました…。
ももさん 主催! FF14内劇団 「ずもも劇」 の公演を観劇しました!
題材は有名な、あの 「人魚姫」 !!
2日間の公演は大盛況!!
私は1日目にお伺いしました。
今回は、劇の様子と台詞全文をご紹介!!
◇
ステージは前にメイン。
後ろに語り部さんが立つ場所がありました。
最初に座長のももさんからご挨拶が入ります。
人魚姫……どんな風にアレンジされているのでしょうか?
ワクワクです!!
◇
語り部さんの語りからはじまります。
そして海の底の人魚の国。
人魚の三姉妹のシーンからのスタートです。
生演奏をその場で披露+歌詞、踊りで歌を表現という素晴らしい技術。
主人公の人魚姫は末娘。
引っ込み思案ですが、歌がとても好きで上手なようです。
人魚姫の里に伝わる歌だそう。
どこか悲しい内容ですね。
お姉さん達二人は恋に奥手な人魚姫を心配していますが……。
海岸で一人になりに人魚姫は出ていってしまいます。
そんな時、歌が聴こえてきました。
場面の切り替わり。
照明の素早い動き、全てが見事にシームレスです。
現れたのは人間の男性のようでした。
どうやら彼は……。
人間の国の王子様!!
人魚の里に伝わる歌と同じメロディの曲。
しかし歌詞が違います。
人魚姫は彼の歌声に心を奪われてしまいます。
そんな人魚姫を更に心配するお姉さん達……。
食事も手につかない様子の人魚姫。
恋の病にかかってしまっています。
喜ぶお姉さま達ですが……。
どうやら人間の王子様は、醜いドワーフの姫と結婚する様子……。
心を痛める人魚姫です。
説得しようとするお姉さん達ですが、人魚姫の心は固い……。
彼女の決心を見て、二人は考え込みます。
何と、魔王に会いに行って人間にしてもらうと言い出す人魚姫。
お姉さん達も驚きを隠せません。
それでも妹の為に、一緒に行ってくれるようです。
三人は海の底へ出発しました。
◇
魔王の住む海の底に進んでいきます……。
暗い道を進んでいくと、不思議な光が。
とりあえずお姉さんが叩いてみます。
次女のパンチが炸裂。
魔王の棲家への道が拓けました!!
現れた魔王に促され、三人は中に入ります。
もう完全に魔王。
音楽も合わさって雰囲気が黒くなっていきます。
ナチュラルにディスる。
人間になる、というのは海からの追放を意味する呪いだそう……。
それでもいいのかと魔王は問います。
人間になるには、好きな人と結ばれるのが条件。
ですが……。
好きな人が他の誰かと結ばれたら泡になって消えてしまう…。
その呪いを特には、好きな人を殺さなければならない。
残酷な呪いです。
魔王が、お姉さん達の髪から、一応解呪の剣を作ってくれることに。
しかし、人の心を操る魔法は存在しない……。
人間になる代償に「言葉」を失う人魚姫。
どうやって王子様と恋仲になれというのでしょう……。
醜いドワーフの姫を殺めれば……。
ためらう人魚姫ですが……。
海を捨てる決心をします。
その呪いは、言葉を失い、体の一部に激痛が走るもの……。
最後に歌をうたって、人魚姫は気を失ってしまいます……。
そして人魚姫は浜辺へ……。
お姉さん達は解呪の剣を作るために戻っていきます。
◇
目覚めた人魚姫は、「言葉」を失っていました。
薄っすらと音楽が聞こえます。
綺麗な音を、小さな人影が奏でていました。
舞台に描写された水平線が綺麗です。
小さな影は女の子でした。
気さくに話しかけてきますが……。
声が出ない人魚姫。
しかも……。
文字を書くことも出来ません。
言葉を伝える手段を全て封じられてしまっていたのでした……。
女の子はドワーフ。
何かから逃げているようです。
成り行きで一緒に逃げることになる人魚姫。
追っ手を無事にまいたようです。
ドワーフの女の子はとても優しい子です。
言葉を伝えられない人魚姫の気持ちを組んでくれます。
二人は食事にすることに。
あの焼き肉機がこれ以上ない程にマッチングした瞬間。
手際よく作られていく料理。
美味しそうです (∩'ω')∩
女の子は人魚姫にいろいろと話してくれました。
何と女の子は、ドワーフの国のお姫様!!
醜い魔女のような子ではなかったようです!!
高価なものはいらない……。
きっとドワーフのお姫様は、王子様の気持ちが欲しかったのです。
人魚姫はそれを察します。
すれ違いから上手く言っていない様子の二人……。
人魚の里に伝わるお話。
どうやらドワーフの国にも伝わっている様子です。
人魚姫と呼んでもらえるようになります。
仲良くなりたいと言うお姫様と友達になる人魚姫。
言葉は交わせませんが、心が通じていますね。
しかしそこに……!!!
何と王子様が!!!
追手というのはお姫様を探していた王子様達のことでした。
戸惑う人魚姫。
ドワーフのお姫様は王子様に冷たく当たってしまいます。
しかし、王子様の心は固く……。
王子様もずっとお姫様のことを想っていました。
この時、観劇していた私の胸もズキィとしました。
本当に、不思議な痛みですよね。
慣れないものです。
王子様は語り始めます……。
ドM……。
ちゃんとお姫様のことを考えて分かっていた王子様。
それを見つめる人魚姫の心が痛みます。
王子様とお姫様は、既に心が通じ合っていました。
涙を流す人魚姫。
とてもつらいですね……。
王子様にお城に招待される人魚姫。
二人と一緒に向かうことになります。
◇
王子様、お姫様と暮らすことになった人魚姫……。
お城での生活は楽しいものでしたが……。
どんどん結婚式の日が近づいてきます。
結婚式が来れば、人魚姫は呪いで泡になって消えてしまいます。
しかし彼女は、二人を傷つけることはもうできませんでした。
そして結婚式の前日……。
浜辺にいた人魚姫を、お姉さん達が見つけます。
呪いを解く解呪の剣が完成したのです……!!
これで、王子様かお姫様を殺せば……。
お姉さん達は人の気配を感じて去っていきます。
現れたのは、王子様でした。
王子様は人魚姫に言いたいことがあるようです。
しかし、それは……。
人魚姫の求めていた言葉ではありませんでした……。
伝わらない、伝えることができない想い。
とてもつらい気持ちになります。
このままでは、明日泡になってしまう。
人魚姫は苦しみます。
そして彼女は、お姫様の部屋に入りました。
解呪の剣でお姫様を殺せば……。
呪いを解くことが出来る……。
お姫様は起き出して、人魚姫に話しかけます。
しかし、そこで聞いたのは想像もしていなかった言葉でした。
お姫様の心も、強く固いものだったのです。
人魚姫には、彼女を殺すことはとても出来ませんでした……。
お姫様は、ちゃんと人魚姫の心を分かっていました。
それでも、王子様を愛する心。
人魚姫は衝撃を受けます。
何もせず、部屋に戻る人魚姫……。
彼女は思います。
幸せなことは、自分には何もなかったのだろうかと。
大切なことは何なのだろうかと。
◇
そして、結婚式がやってきました。
王子様とお姫様の歌の披露……。
お姫様の演奏で、王子様が歌います。
人魚姫はそれを遠くから見ながら、心の中で歌うのでした。
最期の言葉は、一言でした。
その言葉を遺して、人魚姫は泡になります。
彼女の言葉は、お姫様に届いていました。
◇
最後に、語り部さんの言葉で劇終です。
人魚姫の幸せとは何だったのか……。
彼女は何を思い、誰を想い泡になったのか。
その「行間」の答えはきっと、観劇していた私達一人一人。
違うものなんだろうな、と思います。
素晴らしい舞台でした。
とても切ない気持ちになりましたが、それもまた美しい道です。
全ての、企画に携わった皆様に拍手を。
▶ ずもも劇 「人魚姫」 公式HP
▶ ジェミ子の部屋 第91回 レポート (ももさんご出演)
【主催 ももさんのTwitter(ご挨拶)】
もも🍑10/26&10/27ずもも劇🍑11/2ぱれすた🎨@ff14palesutaMomo Fragrance 日記「#すもも劇『人魚姫』終わってのご挨拶&感想」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone https://t.co/xHgiBLniDw
2019/10/28 12:28:43
more info at FF14ほうせき箱